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家族という病  〜書評〜

シュガー

家族という病





こんにちは、シュガーです!(@brainceleb

日本人の多くが、「一家団欒」という言葉に囚われているんではと著者はいいます。


それほど「家族」とは素晴らしいものなのでしょうか?


今回紹介するのは、家族という病という本です。

家族幻想を一刀両断する本です。







家族は、むずかしい


2015年の正月、息子が両親を殺すという事件があった。

その事件のインタビューが面白いという。


「そんな家族には見えませんでした。」

「信じられませんね。こんなことが家族の間で起こるなんてなぜなんでしょう。不思議です。」




これはごく自然の反応であろう。

人々は普通の家族の間で事件など起きようはずがないと思う。



著者はこういう。

事件や事故が起こるたび、いつも明日はわが身と思う。

家族といえど違う個人なのだ。

個と個の間に摩擦が生じれば、何が起きても不思議はない。

大事に至らずとも、親子間の確執やきょうだいげんかなど、日常茶飯事である。

誰かが我慢をするか、ごまかすかしてその場は何もなかったかのようにやり過ごしているが、

積もり積もれば、大きなしこりになる。




家族は個人ではない別のものという意識だから、こういう考えに気づくことが難しい。

「家族だから、分かり合える」、「家族だから、大丈夫」、

そう考えている人が多いと思います。

しかし、家族も個人なのです。




家族という病

面白くないのは、家族のことしか話さない人。

こういう人いますよね、夫がどうだの、息子が進学校に入ったとか。

これって、他人の家族との比較が諸悪の根源だと言っていて、

日本という国を見ても取れる。


飛行機事故が起きる。船の事故が起きる。

「犠牲者に日本人は含まれていません」

日本人がいた場合には、ニュースの扱いが大きくなる。

テレビでも新聞でも。

日本人や知っている人が犠牲者が含まれない場合は、マスコミのみならず、皆どこかでほっとする。




やっぱり、そういう印象はあります。

島国ってのもあって、他の国のことを身近に感じにくい国ではあります。

他の陸続きの国は、隣の県で大きな事故が起きた!ぐらいの感覚がきっとあるんでしょう。


「他人の不幸は蜜の味」というけれど、他人の家族と自分の家族を比べて幸福度を測る。

他人との比較は諸悪の根源なのだ。



著者は、なぜ他人と比較するかという理由は、「自分なりの価値観がないから」だと。


最初に話した通り、

「一家団欒」や「家族はこうあるべきだ。」という価値観に囚われているからであると考えていて、

一つ一つ個であるからこそ面白いのではないかと思います。

また、著者の別の本「極上の孤独」という本では、「孤独の 孤 の字は個性の 個 」の字とあります。

そのように、家族も個でいいのではないのでしょうか?








まとめと感想


「一家団欒」や「家族こうあるべきだ」という価値観に囚われていませんか?

自分なりの価値観がなく、他人と比較して家族を考えている人、

それこそ、「家族という病」です。


感想としましては、

この本の、評価ってとにかく低いんです。

アマゾンでも2.5です!

少し、著者の主観的な内容の多い本ですが、そこに関しては人それぞれと考えていて、

価値観に囚われていることに気づかされる、その客観的な意見だけでも読んだ価値のある本でした。



家族関係で悩んでいる、

家族のあり方を考え直したい、

家族がこれからできる人、にオススメです!




参考にしてください。





※参考文献

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Posted byシュガー

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