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ニッポンの書評 〜書評〜

シュガー

日本の書評






こんにちは、シュガーです!(@brainceleb


今回紹介するのは、

豊崎由美さんの、ニッポンの書評

本書は書評家である著者が、

「優れた書評」とはどんなものなのか?

書評の役割といったいなんなのか?

そんな内容になっています!





・書評家に要求されること



書評家の役割は「これは、素晴らしい」と思える作品を

1人でも多くの読者にわかりやすい言葉で紹介することと著者は言います。

つまり、作品と読者の橋渡し的な存在である。



書評と批評は全く別物であって、

批評は対象作品を読む前に読むもの、書評は読む前に読むもの。



この考えを元に考えると、どれだけ読書にこの本を読みたいと思わせることができるかが書評家の役割だと考えます!




・粗筋紹介も立派な書評

粗筋紹介で書評家の読解力が明らかになるといいます。

書評術を書く本には、「粗筋は丁寧に、しかし、清潔に。」など定説があります。

著者もこのような考えを持っていた時期もあったそうですが、この本を書いた時点では異なった考えを持っていて、

それが、「粗筋も評のうち」という考え。


本の内容を正確に深く理解している書き手による粗筋紹介と、トンチンカンな解釈しかできていない書き手の粗筋紹介は「これが同じ本について書いたものなのか」というほど違うからです。

つまり極端な話、粗筋と引用だけで成立していて、自分の読解をまったく書かない原稿があったしても、その内容と方法と文章が見事であれば立派な書評だと今の私は考えているのです。




私自身も同一書を書評している他のブログを読んだりしますが、自分はこの本ののいいところを理解できていなかったと感じることがあります。

「この本を読んでみたい!」と思わせられるように頑張ります!


ちなみに、著者の書評観

1、自分の知識や頭の良さをひけらかすために、対処書籍を利用するような「オレ様」書評は品性下劣。

2、贈与としての書籍は読者の信頼を失うので自殺行為。

3、書評は読者に向かって書かなければならない。






・プロの書評と感想文の違い


プロの書評には「背景」がある。

ここで言う「背景」とはどういうことかというと、

本を読むたびに蓄積してきた知識や語彙や物語のパターン認識、

個々の本が持っている様々な要素を他の本の要素と関連づけ、いわば本の正座のようなものを作り上げる力。

それがあるかないかが、書評と感想文の差を決定づける。

今の私はそんな風に考えているのです。



「本の星座」とはいい表現!

一つ一つの輝く星たち(本)を線で結んでいくことによって、美しい星座に変わっていくということですな。

この表現すばらしすぎる。ブログのタイトルにしちゃおうかな(笑)

と言うのは置いといて、

その背景があるから、その書評家の書評を読む、読みたくなるんです。

一冊でも多くの本を読んでおくことが大事です。




・まとめと感想


書評とは作品と読者の橋渡し的存在。
粗筋紹介も出来上がっていれば、立派な書評。
プロの書評とは星をつなぐ星座のようなもの。

この本には他にも、

日本と海外の書評の違い
「ネタばらし」問題

などについても深く書かれています。



感想としましては、

「優れた書評」はある程度普遍化できたとしても、絶対的なものではないということ。



と著者は言っていて、

つまり、全ての人にいいと思ってもらえる書評なんてないんです。

だからこそ、書評家それぞれの背景が面白く、違う星座が浮かび上がるのです。

雲を見て、人それぞれが違うものを思い浮かべるのと似ているなと感じます。

この本を読んで、より一層このブログを頑張ろうと思えました!



書評を書いている方や本が好きな方は一度目を通して見ては?と思います!

新しい視点を持たせてくれるそんな本です。



参考にしてください。



※参考文献









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Posted byシュガー

Comments 3

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2018/10/01 (Mon) 00:41 | EDIT | REPLY |   
シュガー  
Re: こんばんわ。

ご指摘ありがとうございます!

有料プランの期間が終わってしまい、崩れてしまったようです!

本日中には治ると思います。

ご心配おかけて申し訳ないですm(_ _)m

2018/10/01 (Mon) 05:10 | EDIT | REPLY |   
yumimana  
ばっちりです!

直って良かった!
お疲れさまでした♪

2018/10/01 (Mon) 21:47 | EDIT | REPLY |   

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